伝統的なアパッシメント(陰干し)製法で造られた豊かなフレーバーが特徴のワイン
最高の斜面と言われるコスタセラは、長い日照時間と湖面から反射する太陽光の恩恵を受け、成熟度の高い素晴らしいブドウを生み出します。そのブドウをアパッシメント(陰干し)して造られたこのワインは、熟したチェリー、ジャムを想わせる濃厚な香り、チョコレートのニュアンスを持ちます。優しいタンニンでバランスの取れた、力強さと優雅さを兼ね備えたワインです。余韻が大変長く、35年は熟成可能です。
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相性の良い料理
赤身の肉料理、ジビエ、パルミジャーノなどの強めのチーズ、食後酒として
マァジ社は1772年ヴァルポリチェッラ地区に設立された初のワイナリ―で、ワイナリー名は”Vaio dei MASI”(マァジの小さな谷)に由来しています。200年以上に渡りボスカイーニ家により運営され、現在のオーナー、サンドロ・ボスカイーニ氏が6代目にあたります。今は、7代目のラッファエレとアレッサンドラが運営の中心となっています。
アロマや味わいを濃密にするための「アパッシメント製法」とは、竹製の棚の上でブドウを乾燥させる方法であり、これは、ヴェネトにおける伝統的な製法です。21世紀にアパッシメント技術においてマァジ社が専門家であることが証明されており、アパッシメント技術を用いて造られる全てのMASIワインのバックラベルには、それを証明するロゴが印字されています。アパッシメントは伝統的に黒ブドウにのみ施されました。しかし、マァジ社は、1980年代後半に白ワインに、また、2014年にはスパークリングワインにも世界で初めてアパッシメントしたブドウを使用しました。
アマローネのエキスパートと呼ばれるマァジ社は、マッツァーノ、カンポロンゴ・ディ・トルベ、ヴァイオ・アルマロンの3つのクリュを含めた5種類のアマローネを造っています。各々の畑が違う微小気候と土壌を持ち、また、乾燥小屋も畑に隣接されているので、乾燥時の気候もワインに味わいに影響を及ぼしています。
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