新進気鋭の生産者が造る上品で複雑な味わい
陰干しをしたブドウから造られたヴェネト州を代表する辛口の赤ワインです。コルヴィーナ主体で造られており、ブドウは1房ずつ手摘みされ、ブドウ畑で品質の良いものが丁寧に選びぬかれます。収穫後、ブドウはケースに並べられ、アパッシメントと呼ばれる陰干しの作業を約3~4カ月間行います。凝縮度の高いブドウを約20日間かけて醸造し、12-18カ月間小樽で熟成後瓶詰めされます。手間をかけることにより、プラムやカシスジャム、チョコレート、コーヒーなど複雑な香りが広がるワインに仕上がります。長い余韻が楽しめ、上品な味わいです。
「レ・ヴィッレ・ディ・アンタネ」はイタリア北部のヴェネト州にあるヴェローナに位置するワイナリーです。「ロミオとジュリエット」で有名なこの地でレ・ヴィッレ・ディ・アンタネは古くからブドウ栽培農家を営んできた家系の、ルチアーノ・サンカッサーニ氏によって2011年に新たに設立されました。
サンカッサーニの家系は100年以上にわたりブドウ栽培を行っており、友人のダヴィデ・デガーニ氏と共にこの地でワイナリーを設立。現在は自社畑と契約畑を合わせて約45haのブドウ畑からワインを造っています。彼らは有機栽培に力を入れ、最新の醸造技術や太陽光パネルを利用した装置を使うなど環境に配慮したワイン造りに取り組んでいます。醸造所は綺麗に管理され、非常に美しく整理されたセラーを完備しています。
彼らが得意とするのは陰干しされたブドウを使い醸造するヴェネト州を代表する銘酒、「アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ」です。品質は非常に高くコストパフォーマンスに優れたワインを造っています。
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