長期熟成される、単一畑の稀少アマローネ
チェザーリのトップワイン。サン・ピエトロ・イン・カリアーノ地区にある「ボザン」のみから収穫されたぶどうを使い、長い熟成期間を経てリリースされる希少なワインです。チェリーやスパイス、ココアを思わせる香り、パワフルで果実の凝縮感を感じる重厚なワインです。ボザンはわずか10haのみの区画で、長年に渡る栽培の経験の中で、粘土質や石灰質の混じった沖積土壌や、収穫された果実の凝縮感の素晴らしさから最高区画とされています。
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相性の良い料理
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フランス式のビーフシチュー、
牛肉のオイスターソース煮込み、東坡肉、
鰤の照り焼き、ジビエのグリルなど
ヴェローナ近郊(ヴェネト州)で作られる伝統的なワイン、それがアマローネです。ドライフルーツのようにぶどうを陰干ししてから造る製法が最大の特長です。ボトル1本に通常のワインの2倍のぶどうが使われるので、味わいは濃厚になります。4ヶ月ほど陰干ししたぶどうを使用し、アルコール度数は14%以上、最低2年、リセルヴァを表記するためには4年以上熟成させることがアマローネの規定となっています。使われるぶどう品種は、コルヴィーナ種、ロンディネッラ種、コルヴィノーネ種。果実に傷がつくとカビなどの原因になるため、収穫はすべて手摘みです。重ならないよう、丁寧に並べられ、専用の棚で乾燥(アパッシメント)させます。アマローネには「苦み」の意味もあり、当初その魅力はなかなか受け入れられませんでした。今ではその魅力は広く知れ渡り希少なワインとして愛されています。
チェザーリ家の紋章にはワイン造りに賭ける思いが描かれています。騎士はチェザーリ家の人々、鷲は繁栄の守り神、碇は恒久性の象徴です。土壌の繁栄と収穫を待つ忍耐強さが、良いぶどうとワインを生み出すための鍵であることを示します。家族経営のワイナリーだからこそ、長期的視点でブランドを育てることができます。畑とワイナリー、それぞれで徹底的にぶどうを選別。畑の区画ごとに醸造や熟成を行い、複雑さを醸し出すことに成功しています。最終ブレンドのテイスティングは必ず創業家の一員が行います。2012年にIWSCイタリアワイン最優秀生産者賞(IWSC2012コンペティション、イタリアベストプロデューサー賞)を受賞しました。世界各国のコンテストや、ワイン専門誌において数多くの受賞歴を誇り、世界から高く評価されています。
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