サンジョヴェーゼをブレンドしたボルゲリのトップワイン
スーパートスカーナで名高いボルゲリのトップワインのひとつで、イタリアの土着品種サンジョヴェーゼを必ずブレンドしているのが特徴です。ティネッロ(上部のフタが開閉できる700Lのオークの発酵槽)で自然発酵、やさしくパンチングダウンを繰り返しながら長期間マセラシオンを行います。その後オーク樽で18ヶ月熟成させます。フルーティでバルサミコのノートがあり、粋で芳醇、凝縮感があります。サンジョヴェーゼはワインに酸とエレガンスを与え、生き生きとした酸、広がりのある余韻が感じられる非常に長命なワインです。
※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。
正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
相性の良い料理
ジビエ、
いのししや赤味肉のロースト、蒸し煮、
煮込み、やや熟成したチーズなど
大部分が平地の広がるボルゲリ地区の中で、グラッタマッコの畑は小高い丘の上の恵まれた場所にあります。そこでは、ボルゲリの低地では栽培が難しい高品質なサンジョヴェーゼを栽培しており、そのサンジョヴェーゼをブレンドして、国際品種のみで構成されるサッシカイアとオルネッライアとは一味違ったスーパートスカーナ、グラッタマッコを造っています。
三大ボルゲリのうちの1つとして知られるグラッタマッコは1977年に創立された、ボルゲリで2番目に古いワイナリーです。ワイナリーの土地は丘の上、海に面したカスタニェート・カルドゥッチとボルゲリの間で、海抜100mに位置しています。所有地は50haに及び、そのうち25haはブドウ畑、5haはオリーブ畑です。残りの土地は森で、1,600haもの大きな森林と接しています。丘陵の急な斜面に位置するブドウ畑は、平均で約8%傾き、ブドウの樹はコルドーネ・スペロナート、グイヨー、アルベレッロ仕立で、収量はヘクタールあたり6~7トンです。このエリアは、特に赤ワインの生産に向いた土地であり、乾燥した温暖な気候で、夏の終わりには昼夜の寒暖差が大きくなります。
また、グラッタマッコは白ワインも造っており、創業して間もなくボルゲリ地区のどこよりも早くヴェルメンティーノの栽培を始めました。ヴェルメンティーノの古木が、複雑味や凝縮感をもつ高品質な白ワインを造り上げています。
収穫時には、畑でブドウは注意深く手作業で選別されます。“ティネッロ”(上面のフタが開閉できる700Lの台形のオークの発酵槽)を使い、温度調整をせずに天然酵母を使ってゆっくりと手作業でパンチングダウン(ピジャージュ)をを繰り返し発酵を促す、伝統的な醸造方法で造り続けています。マロラクティック発酵は、品種ごとにフレンチオークのバリックの中で自然に進みます。フレンチオークのバリックで12~18ヶ月熟成の後、ブレンドし約6ヶ月瓶内熟成を行ないます。
グラッタマッコは、オーガニック農法の基準に従い、ICEAの認証を受けています。ワイナリーとして、オーガニック認証を受けていますが、認証を取るために栽培方法や醸造工程を変えたということは一切なく、そのためラベルには認証マークを表示していません。
当サイトはアルコール類を取り扱いしております。
アルコール類の販売には年齢制限があり、20歳未満での購入や飲酒は法律で禁止されています。
あなたは20歳以上ですか?