イタリア白ワイン醸造の匠、ロンコ・デイ・タッシが造る白ブレンド
イタリア白ワイン醸造の匠、ロンコ・デイ・タッシが造る、フリウラーノ、マルヴァジア、ピノ・ビアンコを絶妙にブレンドした白ワイン。フランス産バリックとステンレスタンクにて8ヶ月熟成後、さらに瓶内で6ヶ月熟成させます。麦わら黄色のワインは、繊細でエレガントな上質なアロマを感じます。リリース直後はフレッシュで果実味を感じ、次第に豊かでスパイシーな味わいへと変化します。非常にバランスのとれた素晴らしい深みとコクを楽しむことができます。
相性の良い料理
魚料理、白身肉、風味豊かなプリモ・ピアット、
味付けしたチーズなど
ロンコ・デイ・タッシは1989年にファビオ・コーゼルと妻のダニエラが、イタリア屈指の白ワインの聖地であるフリウリ東部コッリオ・ゴリツィアーニの4haのブドウ畑を含む9haの土地を購入したことから始まります。州によって自生の動植物が守られているプレッシーヴァ自然公園に隣接する自然豊かなこのエリアを、ワインコンサルタントとしての知識と経験からコッリオの土壌の特性を熟知していたファビオは、最高品質の白ワインを生み出せる土地だと確信します。彼の読み通り、1990年のファーストヴィンテージリリース以降、国内外で高い評価を得たロンコ・デイ・タッシは、フリウリ屈指のトップ生産者として名声を上げます。
現在はエノロゴでもあるマッテオとエンリコの2人の息子も加わり、所有面積も30ha、ブドウ畑も18haへと拡げています。ワイナリー名の「ロンコ・デイ・タッシ」という名前は、斜面に段々に連なった畑(フリウリの言葉で「ロンコ」)でブドウ栽培を行っていた際、収穫時にアナグマ(タッシ)たちが頻繁に畑を訪れ、一番甘くてジューシーなブドウを楽しんでいたことに由来します。
ブドウ畑は「ポンカ」と呼ばれる、フリウリ特有の豊富なミネラルを含む石灰泥灰土とカルシウムを含む砂石が混ざった水はけのよい混合土壌で、日当たりと水はけを良くするために海抜140~200mの丘陵に広がる斜面を活用しています。昼夜の寒暖差により複雑で深みのあるアロマが生まれ、ポンカの土壌が塩味とミネラル感を与えます。ロンコ・デイ・タッシの所有地では、ブドウ畑以外の残りの土地は購入時そのままの自然な状態を保っています。これは自然の生態系を維持することで、ブドウ栽培にもより良い影響を与えるとともに、将来的に持続可能な自然環境、そしてブドウ栽培を実現すると信じているからです。
彼らのフィロソフィーはとてもシンプル。いかに土地を開墾し、いかにブドウ畑を管理していくかに最大限の注意を払うこと。時代が変わり世代が変わっても、彼らの伝統的スタイルを重んじる姿勢は変わることはありません。厳しい管理方法によって品質と収穫量が保たれ、その結果土壌とブドウの特性を最大限に活かした、シンプルでありながら正真正銘のワインを生み出しているのです。
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