平均樹齢20年以上の最上質のブドウから造られる、
濃厚かつなめらかな口あたりの赤ワイン。
少々成熟し過ぎたくらいのブドウを10月初旬に収穫。
収穫は全て手作業で、次の工程である陰干の為に最良のブドウを選択。
乾燥を終えた後、2月の初めに房から実だけを取り集め、長時間かけて圧搾。何度か容器を入れ替えをした後、オークの大樽に移され、そこで3年以上熟成。15%程はバリックで熟成し、それを再びオークの大樽にあるものと一緒にすることで、このワイン独特の特徴を持たせる。瓶詰め後、6~8ヵ月間寝かせてから市場に出される。
黒味を帯びたルビー色で、ドライフルーツのベリー、ビターチョコレート、花束、丁子やシナモンなどのスパイシー系な香り。ドライな口当たりながらも果実味があふれ、しっかりとした濃厚なタンニンとアルコール感、なめらかな酸が凝縮感たっぷりの味わいを包み込む。
相性の良い料理
ジビエやステーキといった肉料理など
1900年代初め、アウグースト・アルデゲーリ氏が、ベローナのパルバンテーナ・ポイアノにて、小さなブドウ畑でブドウ栽培を始めた頃からから、の歴史は始まる。当時は、通常テーブルワインとして飲むようなワインを自分の家族や近所に住む人々の為に、最小限製造していたが、その数年後ベローナのワイン “ヴィーノヴェロネーゼ”の特徴を持つ、非常に上質のワインが出来上がり、アウグースト氏は、1910年にこのワイン作りに本格的な情熱を注ぎ始めた。弟のジュゼッペ氏も参加し、新しいブドウの木の植栽、ワインの種類の増加と、次々と新しい事にチャレンジしていき、ここにアルデゲーリ社の基盤が生まれた。
1940年代後半には、アウグースト氏の息子達であるヴィチェンツォ氏とファビオ氏が、まだ10代半ばにもかかわらず、既にワイン作りに参加していて、彼らが父親から正式にこの仕事を引き継いだ1956年に、正式に“カンティーネ アルデゲーリ”が誕生した。
この“カンティーネ アルデゲーリ”には彼らの従兄弟も加わり、更には、若きエノロゴ、ルイージ・アードリアーノ氏の監視の下、いつの時代もブドウ栽培やワイン製造に丹念な研究が費やされてきた。 また、最近では3世代目である息子達も、親の足跡を進むように、ワイナリーの経営にかかわり、より優れたワイン生産に力を注いでいる。 こうして、最高の特徴と品質を兼ね備えたヴァルポリチェッラ・クラッシコからレチョートやアマローネまで20種類以上の“ヴィーノベロネーゼ”を提供する、世界でも認められるようなワイン生産者となる。
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