ビオディナミ農法に由来するミネラル感が豊かなリースリング。
ライン河に沿ったアルザス地方エピフィグ村周辺にある粘土土壌と砂質と石ころの混ざる土壌由来のいくつかの畑で育てたぶどうをブレンド。淡い緑がかったイエロー。リースリングのドライでフルーティーな品種の個性が良く現れたワインです。白い花や白桃の香りとビオディナミ農法に由来する驚くべき豊かなミネラル感、そして質の良い酸が長く感じられます。余韻にミネラルの塩分があります。
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現在のアルザスワインの旗手と呼ばれる、アンドレ・オステルタッグ。オステルタッグ家はライン河に沿ったアルザス地方エピフィグ村で長い歴史を持つ一族。苗字オステルタッグは昔の言葉で「復活祭」を意味し、復活祭にちなんだ羊が家紋、そしてドメーヌのロゴとなっています。
2代目にあたる前当主アンドレ・オステルタッグは、ブルゴーニュのディジョン大学で数学を専攻、その際毎週末のようにムルソーの名門「コント・ラフォン」に通い、ドミニク・ラフォンの父ルネ・ラフォンから耕作や醸造などさまざまなことを学びました。ミネラル感豊かなワイン造りはその影響を受けています。その後1980年、 21才の時に実家のドメーヌに戻り、父親からセラーの鍵を託されたのです。ワインを樽で醸造する大胆な試みに挑戦しアルザスワインに新風を吹き込み、アルザス新進気鋭の、最も個性的な造り手の一人として注目されました。そして2019年にブルゴーニュの名手コント・ラフォンで研鑽を積んだ息子アーチュールに引き継ぎました。
1996年からビオディナミ農法を取り入れはじめ、1998年からは全ての畑をビオディナミ農法に切替え、徹底した手造りワインの道を突き進んでいます。ビオディナミによって完熟したぶどうが収穫できるようになり、ぶどうの育ったテロワールがわかる力強いワインが造れるようになったのです。ぶどう畑、カーヴ、そして造る人間のエネルギーまでもが、ワインに繋がっていくとアーチュールは言います。アルザス全体で有機またはビオディナミ農法で栽培されている畑は全体の13%です。これがもうすぐ20%にまで達するだろうと予想されています。アルザスは世界中でもっとも緑溢れるぶどう畑になるのです。フランスのオーガニック機関DEMETER(デメター)や数多くのビオディナミ関連の機関がアルザスのコルマールに本拠地を置くのも偶然ではありません。
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