Wineワイン

Dom Pérignon / Moët et Chandonドン ペリニヨン / モエ・エ・シャンドン社

モエ・エ・シャンドン社（Moët et Chandon）が手掛ける、同社の最高級銘柄「ドン ペリニヨン」。シャンパンのパイオニアとして認識されているベネディクト会のシャンパーニュ地方出身修道士、ドン・ピエール・ペリニヨンにちなんで名付けられました。

ドン ペリニヨンのヴィンテージシャンパンは、天候に恵まれて基準を満たした品質の良いブドウが育った年に、その年のブドウだけを使用して造られます。つまり基準に満たない場合はその年のヴィンテージを発表しないほど、徹底したこだわりを持っています。
モエ・エ・シャンドン社が長きにわたり培ってきたワイン醸造の経験とノウハウ、醸造最高責任者のセンスによって生み出されるヴィンテージシャンパンは、同社から初のヴィンテージシャンパンが誕生した1842年以来、これまでに70を超えるヴィンテージがリリースされ、その全てが今なお大切に保管されています。
その年その年の最高品質のブドウをじっくりと熟成させ、それぞれ違った個性を表現する同社のヴィンテージシャンパンは、その確かな品質と稀少さから世界中の愛好家を魅了し、愛され続けています。

フランス北部シャンパーニュ地方、エペルネーに本社を置く世界有数の規模を誇るシャンパン製造会社、モエ・エ・シャンドン社。1743年創業以来、フランス国王のルイ15世の寵妃ポンパドゥール夫人や、かの皇帝ナポレオンからも愛された、歴史と伝統ある老舗シャンパーニュメゾンです。
同社の最高級銘柄であるドン ペリニヨンは毎年造られるわけではないうえ、最低でも8年の熟成期間を設ける非常に希少なシャンパーニュでありながら、流通量が多く入手しやすいことから、世界中・日本国内でも知名度が非常に高いことでも知られています。
シャンパーニュ地方でも最も大きな敷地面積1,150ヘクタールもの白亜質の豊かな土壌を誇るブドウ畑を保有し、その50％はグラン・クリュ（特級畑）、そして25％はプルミエ・クリュ（1級畑）と格付けされており、そこで栽培されたブドウで高品質のシャンパーニュを生み出しています。
2015年には、同社敷地内の「セラー」、迎賓館「オランジェリー」、「ホテル モエ」が歴史的建造物としてユネスコ世界遺産に選ばれました。