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Sirita Wineryシリタ ワイナリー

アメリカが誇る【世界No.1ソムリエ】ラリー・ストーン氏が当時サンフランシスコのレストラン「ルビコン」のシェフ・ソムリエを務める傍ら、欧州を始めとするワイン生産地での経験を生かして、待望のプライベート・レーベル・ワインをリリースさせました。1988年にパリで開催された、「フランスワイン世界ソムリエコンテスト」初のアメリカ人優勝者として、「インターナショナル・ベスト・ソムリエ」の称号を手中に収め、同年、「マスターソムリエ」(英国)にも選出された人物がラリー・ストーン氏。 マスターソムリエは世界中で約236人（2017年現在）おりますが、初回の挑戦で合格した人物は、ラリーを含め僅か7人が存在するのみです。その後、ワイン・スペクテーター誌上でも、1993年と1998年に最優秀賞を授与された経歴を持ちます。
世界第一級筆頭格のレストランにて、多くのグランヴァンと同格に扱われるこのシリタは、現地カリフォルニアでさえ、販売できる小売店は極僅かに限られる垂涎の逸品です。一般小売用としてではなく、格調高いレストランのみで供出される目的で誕生したワインの為、一般流通はおろか生産量も極端に少なく極めて入手困難なワインなのです。従って、もし一度試みてみようと思うならば、扱いのあるレストランで予約を取る事が最も手っ取り早い方法かもしれません。 とは言うものの、いずれも予約すること自体が大変困難なレストランばかりの為、残念ながら、それも簡単に叶う夢だとは言えません。シリタをオンリストできるレストランは、世界広しと言えども、紛れもなく「超」が付く高級店ばかり。ラリーが目指すワインは、何よりも「調和」が重視されたクラシックなスタイルで、十分な「熟成能力」を考慮に入れて造られています。 果実は、オーパス・ワンを始め、名立たるプレミアムワインを生むナパヴァレーの中でも、第一級のヒルサイドに位置する優良畑や著名ワイナリーから、自身が納得できる高品質で完熟したブドウのみが厳選されています。 (No.1ヴィンヤードマネージャーのデイヴィッド・エイブリューが参画する畑の果実も使われています。)
色も香りもしっかり濃密。溢れんばかりのボリュームを堪能させてくれますが、我慢強くセラーで熟成させることが出来れば、更に艶やかな姿を見せてくれる事でしょう。 採算性第一の市販ワインとは異なり、ラリー個人の理想が貫かれたシリタは、22ヶ月間もの長きに渡り、静かにゆっくりと熟成を重ね、待ちわびる多くの愛好家の前に姿を現します。