Wineワイン

Powersパワーズ

ワインメーカーであるホゼ メンドーザ、そして彼の元で働くワインメーキングチームのパッションと熟練した技術が卓越した『ブレンドの技』に反映されています。ワインメーキングチームはぶどうそれぞれが年々のヴィンテージ、栽培地域の違いやその個性を魔法のように表現してくれるということを信じながら、また栽培家たちのビジョンを開花させ、複雑で卓越したフレーバーを持つワインに仕上げることを常にゴールとしています。ブレンディング技術を用いて葡萄たちの魔法をワインに取り込み飲み手の想像を超え、喜びを与えるワイン作りを目指しています。

ビジョナリーで生涯に渡り農業経営を続けるビル パワーズは彼の息子のグレッグと1982年にBadger Mountain Vineyardを設立後葡萄栽培を始めました。それからしばらく経過した6年後、まだオーガニックという言葉が聞きなれない時代に、ビルは80エーカーの畑にオーガニック栽培方式を導入。1990年にはBadger Mountain Vineyardがワシントン州で一番最初のオーガニック認定葡萄栽培畑として承認されました。彼の妥協しない技術と熟練した農業経営が同胞から高評価され地元生産者団体であるWashington Association of Wine Grape Growers(WAWGG) から2度も表彰を受けました。多くの葡萄畑を凍結が襲った衝撃的なヴィンテージ1996年には、被害を受けた畑を敏速に復興させた事で再びWAWGGから表彰を受けます。また2007年にも特別功労賞を受賞。1983年にWAWGGが設立以来、過去に3回のみ授与されている特別功労賞も受賞。2010年にはWalter Clore Centerより『ワシントン州ワインのレジェンド』として表彰され、Hall of Fame（ワイン殿堂）へ名前を列ねることとなります。2013年9月にBillが他界。ワシントンワイン業界でのパイオニアをこの年に失いますが、その伝承は彼の息子、孫、そして彼のワイナリーチーム『パワーズファミリー』へと消える事なく受け継がれて行きます。

2代目ワインディレクターであるグレッグ パワーズは、ここColumbia Valleyとこの土地の葡萄栽培学をこよなく愛し、この土地の壮観な農園でBadger Mountain Vineyardで育ち開墾、管理する父の手助けをしてきました。彼は今、家族の伝統を大切に守りつつサステナブルな農場経営を続け高品質のワインを作り続けています。また近年長男が経営に参加しワシントン州では稀な3代目世代がひき続きパワーズ家の伝統を継承しています。ワインに対する私たち家族の深い愛情、経験、誠意を込めて、その家族の名前に恥じず誇りを持ってブランド名をパワーズと名付けました。