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  • Domaine Robert Roth
    ドメーヌ ロベール ロット クレマン ダルザス ブリュット ド グレ ブラン ド ブラン 2020

    厳しい畑仕事が生む品質重視のアルザスの大注目生産者

     2,750円(税込)
    輸入元希望小売価格 : 3,300円(税込)
    • 20歳未満での購入や飲酒は法律で禁止されています。20歳未満への販売は一切お断りしております。必ず備考欄に生年月日を入力した上でご購入ください。
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    ドサージュの量を少なくし辛口に仕上げています。充実感のあるボディ、生き生きとしたクレマン。クレマンに使用するピノ ブランは三畳紀のピンク色をした砂岩土壌のものを使用しています。ベースワインは、毎年単一のヴィンテージから造られます。葡萄の果皮についている天然酵母を用い、全体の3分の2をステンレスタンク、3分の1をフードル(樽)で発酵させています。熟成期間は22ヶ月。ドサージュの量を少なくし、極めて辛口、ボディがあり生き生きとしたクレマンに仕上げています。

    ※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。

    ■生産者:ドメーヌ ロベール ロット

    ■生産地:フランス > アルザス

    ■生産年:2020年

    ■タイプ:白スパークリングワイン 辛口

    ■原材料:ピノ ブラン主体

    ■アルコール:12.5%

    ■内容量:750ml

    ■醸造・熟成:葡萄の果皮についている天然酵母で、全体の3分の2をステンレスタンク、3分の1をフードル(樽)で発酵/22ヶ月間熟成

    ■輸入者名:株式会社 稲葉

    ■在庫について

    商品の在庫については通信販売と店頭販売の共有になります。在庫データの更新タイミングによってはご希望の本数がご準備ができない場合がございます、在庫状況については予めご確認いただくようお願いいたします。

    ■配送について
    【夏季 (5月から9月頃)のワインの配送につきまして】

    配送中の温度変化によるワインの液漏れを防ぐ為、夏季はクール便(送料に別途330円加算)のご利用をお薦めしております。
    クール便をご利用になられない場合の液漏れ事故や品質劣化等による補償、商品の返品は一切応じかねますので予めご了承くださいませ。
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    また、高級ワインをご購入のお客様につきましては、ご指定がなくともクール便のご利用を御願いする場合がございます。ワインを最良の状態でお届けするためですので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます(この場合330円を追加で頂戴いたします)。
    ※クール便ご利用の場合、下記リンク先よりクール便発送のオプションを商品と一緒にご購入ください。

    一度に梱包できる本数は ワイン750ml瓶で6本までです。7本以上ご注文の場合は1梱包につきクール便料の追加をお願いいたします。
    Domaine Robert Rothドメーヌ ロベール ロット

    厳しい畑仕事が生む 品質重視のアルザスワイン

    ドメーヌ ロベール ロットは、アルザスワイン街道の南端に位置するスルツ村の家族経営のドメーヌです。現在は、1992年生まれのヴィクトール ロットが、4代目としてワイナリーを引き継いでいます。ヴィクトールは醸造学を学び、地元のアルザス(ツィント フンブレヒト)、そしてシャンパーニュ(ルイ ロデレール)、トスカーナ、オレゴン、スイスなどで様々な経験を積んだ後、2017年にドメーヌに戻ってきました。所有する畑は18ha(2023年に21haに増える予定)です。先代の父と叔父の代からオーガニック栽培に転換を進め、2016年にすべての畑を転換、2019年にエコセールの認証を取得しました。

    2017VTからは、必要最小限のSO2を除き、酵素や酵母などの醸造上の添加物を使用せず、人的介入の少ないワイン造りを行なっています。「私は、トレンドになっているナチュラルワインやコンセプトだけのワインを追うのではなく、とてもクリーンでおいしいワインをお客様に届けたいと考えています。なぜなら、それらには素晴らしいものもありますが、懐疑的なものも存在しているからです。ナチュラルワインという言葉が、悪いワインの言い訳になってはならないと思います」とヴィクトールは話してくれました。
    ロット家は19世紀初頭よりワイン造りに携わってきました。初代のヴィクトール ロットの時代は、葡萄以外の作物も栽培する混合農業を行っていました。第二次世界大戦後、アルザスがフランス領に戻った後にワイン造りを再開し、多くの力を注ぐようになりました。彼の妻もワイン農家の出身だったため、両家の畑を統合し、またさらに新しい区画を買い足して規模を広げ、3~4ヘクタールを所有するまでになりました。1950年代後半、2代目のロベールはさらに生産量を増やし、品質向上に努め、アルザス以外にも知名度を広げます。
    1970年代初頭に混合農業を止め、葡萄栽培とワイン生産に専念することを決めました。同じ頃、彼の二人の息子、パトリックとクリストフが加わりました。1986年にロベールが46歳で亡くなり、二人は若くしてドメーヌを引き継がなければなりませんでした。彼らはドメーヌをさらに発展させたいという強い意志を持って努力を重ねました。

    1990年代の初めには、「ミッテルブルク」と「オルシュヴィレールブルク」の単一区画のワインの生産を始めました。またこの頃よりオーガニック栽培に向けて動き出しました。除草剤の使用量を減らし、畑の畝に草を生やす草生栽培を始めました。そして2017年に、パトリックの息子のヴィクトールが4代目としてドメーヌに参加します。ヴィクトールは様々な経験を積んだ後、醸造を担当することになりました。2018年には、「ホーンシュタイン」の畑を取得し、合計で18ヘクタールを所有するまでに至りました。ロベール ロットでは現在、ミッテルブルク、ホーンシュタイン、オルシュヴィレールブルクのそれぞれの土壌の特徴を表現した単一区画の「リュー ディ」と、複数の区画を組み合わせる創造性あふれるワインとして「テール ド グレ」、「コンポジション」を生産しています。




    テロワールの本質を引き出す
    厳格かつ責任を持った畑の管理

    ロベール ロットでは、テロワールの本質を引き出すには、厳格かつ責任を持った畑の管理が必要だと考えています。葡萄樹とそのバランス、生育サイクル、そして環境に配慮した栽培を行っています。約60に分かれた区画のすべてにおいて、常に綿密な観察を行いながら作業を行います。畑では、量よりも質を重視しています。葡萄の品質にとって、根が地中深く伸びていることが重要です。根が土壌からミネラルや養分を吸収し、雨が降らない時期でも強い耐性を持つようになります。樹液の流れが良くなるようギヨー プーサールに仕立てることで、樹勢をコントロールして適度な収量を得ることが出来ます。栽培には化学肥料、除草剤、殺虫剤は一切使用していません。病害対策にはボルドー液、また肥料にはオーガニックのコンポストを使用しています。除草剤を使うかわりに土を耕します。耕すことで土が圧縮するのも防いでいます。これにより土壌が活性化し、畑周辺の生物環境を守り、環境への影響が少なくなります。

    収穫は、機械摘みが60%、手摘みが40%です。機械が入れないようなところや、畝の並びが自然でないところだけ手摘みをしています。「アルザスでも私たちだけしかやっていないのではないかと思いますが、私たちのドメーヌでは、収穫用の機械を3年に1回買い換えています。今所有しているのは、2段階の選別機能を備えた最高の収穫機です。最新鋭の機械は非常に高価ですが、他の生産者にもこの機械を貸し出すことで賄うことができています。機械収穫のメリットは、収穫してからプレスするまでの時間が非常に短いことです。世界中で同じことが言えますが、畑からセラーへのロジスティックは極めて重要です。そのため、最高品質のワインにも機械収穫の葡萄を使用しています。葡萄畑はすべて、セラーから2km圏内に位置しているため、収穫から20分以内にプレスが出来る環境となっています。それはつまり、葡萄が酸化する前に搾汁できるということです。多くの生産者は葡萄を収穫した後、酸化を防ぐためにSO2を添加しますが、私たちはそれを行わなくて済みます」。

    ロベール ロットでは、ヴィクトールの祖父の時代からの哲学として、「畑、セラーで使う機材はすべて、レンタルではなく100%自分たちのものを使う」ことを掲げています。「祖父が若くして亡くなったため、私の父と叔父は、二十歳そこそこでワイナリーを継いでいます。そうした状況では、収穫チームを結成するような人脈もありませんでした。叔父は、1980年代に収穫用の機械を購入したため、収穫用機械についてのスペシャリストといえます。ずっと昔から運転してきたため、若い世代に、どうやって運転すれば良いか教えられる知識があります」とヴィクトールは話してくれました。

    異なる土壌の個性を保つために区画ごとに醸造します。醸造は可能な限り人の手を加えず、何もしない方針を取っています。醸造上の操作、補糖、酸の調整、酵母の添加、清澄などは必要ないと考えており、一切行っていません。保存のためにわずかな量の亜硫酸を添加するのみです。アルコール発酵は酵母を添加せず、葡萄およびセラーに存在する天然酵母により偶発的に行われます。そのため個々に違いがあり、発酵は数週間から数ヶ月間続くこともあります。マロラクティック発酵も自然に任せています。どのような場合でも意図的に発生させることや、止めることはありません。発酵後、澱と共に1年間、ワインによっては2年もの間、ゆっくりと熟成させます。澱と寝かせることでテロワールの個性が際立ちます。


飲酒は20歳になってから。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
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