ライバルはコント・ラフォンやルーロたち!世界中の注目を集めるシャトー・ド・ムルソーの2020年バック・ヴィンテージが限定入荷!!
ボーヌの街から南に8km下るとグラン・クリュ街道沿いに見えてくるのが、シャトー・ド・ムルソーです。その歴史は古く、14世紀まで遡ることができます。2012年にオリヴィエ・アレイが新オーナーに就任し、大きな改革を実施したことで、驚くほど品質が向上しました。各評価誌から多数の称賛を受け、ジャンシス・ロビンソンMWは、ブルゴーニュの隠れたダークホースと称えているほどです。こちらのムルソーは、柑橘や桃などの核果実のニュアンスに、アカシアなどの白い花や蜜、ヘーゼルナッツなどの複雑さを感じるアロマがあります。ムルソーらしい果実味のボリューム感に、ミネラルやテンションも備わっています。やや高い酸が、果実味とミネラル感を調和し、エレガントで長いフィニッシュへと続きます。とてもお買い得なムルソーです。
※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。 正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者:シャトー ド ムルソー
■生産地:フランス > ブルゴーニュ > コート ド ボーヌ > ムルソー
■生産年:2020年
■タイプ:白ワイン 辛口
■原材料:シャルドネ100%
■アルコール:13.5%
■内容量:750ml
■醸造:選果、圧搾後、オークの小樽で10日間の発酵
■熟成:オリとともに12ヶ月間の熟成 (新樽率は25%で、そのほかは1年、2年使用した樽。最初の6か月は月に2度オリの攪拌を行い、ワインに豊かさと複雑味を与える)
■輸入者名:グラン クリュ ワインカンパニー
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ボーヌの街から南に8km下るとグランクリュ街道沿いに見えのシャトー ド ムルソー。以前は「建物こそ立派だが味わいに関して特筆すべきことはない造り手」というイメージを持つ人もいましたが、現在のシャトー ド ムルソーは以前とは全く別物であると断言できるでしょう。変化のきっかけは、2012年にフランスの著名な資産家であり世界2位の流通企業カルフールの筆頭株主でもあるアレイ ファミリー直系のオリヴィエ アレイ氏が新オーナーに就任したことであり、彼はその潤沢な資金をもとに大きな改革を行いました。まずブシャール ペール エ フィスのCEOを務めたステファン フォランを、ドメーヌの総指揮をとる新ディレクターに引き入れます。その後、今まで使用していた樽を一掃し、樽メーカーをタランソー、フランソワ フレール、セガン モローのみに変更し、3年以上経過した樽の使用をやめました。続いてブルゴーニュにまだ3台しかない最新の光学式選果台を導入。「雹害に悩まされた2012年~2014年の各年で使用したところ、驚くほど効果があった。我々の2013ヴィンテージが絶賛されたのは間違いなくこのマシンのおかげだ」とステファン氏は語ります。また、赤ワインの醸造に関してもステンレスタンクとトップキュヴェ用のオークの桶を新調。全て手摘みによって収穫し、コンベヤーを使って慎重にタンクに運ぶようにしたため、過度のフィルタリングが不要となり、わずかな清澄・濾過を行うのみに変更しました。こうした醸造工程の徹底的な見直しは全てピノ ノワールのテクスチャーのためであり、彼は「いかに優しくブドウに接するか」がワインの質感を決めると考え、ピノ ノワールにおいてはフレーバーと並び、きめ細かいテクスチャーこそが重要だと確信しています。
こうした短期間での品質の向上は見逃されるはずもなく「2012年以前のワインとは全く別物。目を見張るほどの素晴らしいワインが存在する(WA誌)」「以前は衰弱していたが、2012年以降赤も白も印象的な品揃え(アラン メドー)」、ブルゴーニュの隠れたダークホース(ジャンシス ロビンソン)」と各評価誌から称賛を受けています。もう一つ忘れてはならないのがシャトー ド ムルソーの持つ畑のポテンシャルの高さ。その長い歴史の中では、領地の拡大に伴い優れた畑を手に入れてきた背景があり、現在は北のコルトンから南はピュリニー モンラッシェまでの計60haを所有。そのうちプルミエクリュとグランクリュが23haと3分の1以上を占めています。ムルソーにおいては特筆すべき1級畑であるシャルムの最大の所有者(4.7ha)であり、その半数以上が特に優れているとされる上部にあるということも見逃せません。「我々は目標とするレベルの半分のところまできた。ネゴシアンはもう相手ではない。我々のライバルはラフォンやルーロたちだ」と語るステファン フォラン氏。彼らに肩を並べる日はそう遠くないとWA誌から評されるシャトー ド ムルソーの今後に、世界中の注目が集まっています。
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