
かつてはシャンパーニュの一部としてワインを生産していたエリアのRM的生産者!“シャティヨネ”で造る個性的なクレマン・ド・ブルゴーニュ!!
ドメーヌ・クロード・ゲラエールは、ブルゴーニュ地方の北部に位置するシャティヨネの小さな村、モッソン(Mosson)の家族経営の生産者です。シャティヨネは、シャンパーニュ地方のコート・デ・バールの南に位置しており、歴史的にシャンパーニュ地方の一部として、葡萄栽培やワイン造りが行われてきました。しかしながら、AOCの制定時にブルゴーニュ地方に分類されたため、シャンパーニュのワインとして生産することが出来なくなりました。こちらは淡い黄色で、美しくきめ細かな泡立ちがあります。力強さとエレガントさのバランスが素晴らしく、口に含むとハチミツやブリオッシュのような、香ばしさが感じられます。繊細かつダイナミックな泡立ちは、生き生きとして持続性があり、非常に調和の取れた味わいが魅力的なクレマンです。
※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。 正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者:ドメーヌ クロード ゲラエール
■生産地:フランス > ブルゴーニュ > シャティヨネ
■生産年:NV
■タイプ:白スパークリングワイン 辛口
■品種:ピノ ノワール、シャルドネ
■アルコール:12.0%
■内容量:750ml
■醸造・熟成:手摘み収穫、タンクでベースワインの発酵、その後ボトルに移し瓶内二次発酵/瓶詰後18~24ヶ月間の熟成
■輸入者名:株式会社 稲葉
商品の在庫については通信販売と店頭販売の共有になります。在庫データの更新タイミングによってはご希望の本数がご準備ができない場合がございます、在庫状況については予めご確認いただくようお願いいたします。
別売の贈答用箱(ワインボトル1本用・2本用)をご用意しております。
ご希望の場合は商品と一緒にご購入下さい。 ▶購入はこちら
配送中の温度変化によるワインの液漏れを防ぐ為、夏季はクール便(送料に別途330円加算)のご利用をお薦めしております。
クール便をご利用になられない場合の液漏れ事故や品質劣化等による補償、商品の返品は一切応じかねますので予めご了承くださいませ。
原則、クール便のご利用につきましてはお客様のご判断でお願い致します。
また、高級ワインをご購入のお客様につきましては、ご指定がなくともクール便のご利用を御願いする場合がございます。ワインを最良の状態でお届けするためですので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます(この場合330円を追加で頂戴いたします)。
※クール便ご利用の場合、下記リンク先よりクール便発送のオプションを商品と一緒にご購入ください。
一度に梱包できる本数は ワイン750ml瓶で12本までです。13本以上ご注文の場合は1梱包につきクール便料の追加をお願いいたします。
ドメーヌ クロード ゲラエールは、ブルゴーニュ地方の北部に位置するシャティヨネの小さな村、モッソンの家族経営の生産者です。シャティヨネは、シャンパーニュ地方のコート デ バールの南に位置しており、歴史的にシャンパーニュ地方の一部として葡萄栽培やワイン造りが行われてきました。しかしながら、AOCの制定時にブルゴーニュ地方に分類されたため、シャンパーニュのワインとして生産することは出来なくなりました。ブルゴーニュワイン委員会(BIBV)によると、シャティヨネには2000年前には葡萄畑が存在しており、8~9世紀頃から19世紀にかけてワイン生産が盛んとなり、非常に高い評判を得ていました。1953年には、紀元前6世紀に造られた、高さ1.64m、容量1,100L、重さ206.8kgの巨大な「タートヴァン(タストヴァン)」が発掘されたことでも有名です。しかし、フィロキセラ禍と経済危機によって葡萄畑は壊滅の一途を辿りましたが、1980年代以降、地元の葡萄栽培農家の情熱によって危機を脱しました。現在、エリア全体で約250haの栽培面積があり、クレマンの品質の高さが認められ、「クレマン ド ブルゴーニュの王国」と称されています。
ゲラエール家は、4世代にわたり葡萄栽培を行なってきた家系です。1987年に、モッソンがブルゴーニュのAOCのエリアに認められたことをきっかけとして、1991年にクロードと妻のクリスティーヌが会社を設立し、自分たちだけの初めての葡萄を植えました。穀物栽培や酪農を並行して行いながら徐々に畑を増やしていき、現在はモッソンとビセイ ラ コートに合計で7haの葡萄畑を所有しています。全体の50%がピノ ノワール、50%がシャルドネです。栽培はリュット レゾネ(減農薬栽培)です。葡萄は組合に販売していましたが、2001年にようやく自分たちだけのワインを生産することができました。生産するワインの90%がクレマンで、すべて自家畑の葡萄を使用するRM的生産者となっています。現在、クロードとクリスティーヌの息子、サミュエルがドメーヌに参加し、さらに高品質なワイン造りを行なっています。
ドメーヌ クロード ゲラエールでは、年間で最大6万本ほどのワインを生産しています。プレス機は、2013年から空気圧式に変更しました。中のバルーンが膨らむことで、葡萄を均等にプレスすることが出来ます。「以前まではスクリュータイプのプレス機でしたが、空気圧式の方が高品質な果汁を得ることができます。低い圧力でゆっくりとプレスするほど、果汁の品質は良くなります」とクロードは話します。プレスは1日に2~3回行います。1回につき、4,000kgの葡萄を4時間かけてプレスします。優しく圧搾した果汁はまずタンクに移し、24時間静置することで澱下げを行います。その後、上澄みの綺麗な果汁を発酵用のタンクに移し、1~1.5週間かけてアルコール発酵を行った後、マロラクティック発酵を3週間ほどかけて行います。この工程により、酸が和らぐことでワインの甘みが増します。アルコール発酵では熱が発生するため、タンクの温度を下げる必要があります。発酵タンクが置かれているセラーは、冬になるとドアを開けることで自然に温度を下げています。収穫翌年の2月にすべてのタンクのキュヴェを試飲して、最終的なブレンドを決定します。その際に、クレマンにするか、スティルワインにするかも決めるため、どちらの場合も使用する畑は同じです。スティルワインの赤は良い年にのみ生産しており、2019VTは生産することが出来ました。クレマンについては、4月にベースワインをボトルに移し、糖分と酵母を加えて瓶内二次発酵の工程に入ります。この工程を「プリーズ ド ムース(Prise de Mousse)」と呼びます。14度で約3週間かけて二次発酵させた後、12~18ヶ月熟成させます。その後、発酵を終えた酵母を取り出すために瓶口に澱を集める動瓶(ルミアージュ)という作業を行います。動瓶では以前は木製のピュピトルを使用していましたが、現在はジロパレットという専用の機械を使用しています。ジロパレットの容量に限りがあるため、最後の方にプレスしたロットは入り切らないことがあり、そうした場合にはピュピトルを使うこともあります。また、マグナムなどの大容量瓶もジロパレットには入らないので、ピュピトルを使用しています。4時間に1度、5日間かけて少しずつ瓶を傾けることで澱を瓶口に集めます。その後、瓶口を凍らせて澱を取り除き、「門出のリキュール/リキュール デクスペディション」を加えるドザージュという作業を行い、甘口や辛口、極辛口などのクレマンの最終的な味わいを調整します。また、今後新たに上級クラスのクレマンを造ろうと考えており、新しくフードルを購入しました。シャルドネ100%で、タンクで発酵させた後、フードルで熟成させたベースワインを使用して造るクレマンですが、彼らは葡萄そのものが持つナチュラルなフレーバーを活かしたいと考えているため、樽の香りを付けようとは考えていません。
当サイトはアルコール類を取り扱いしております。
アルコール類の販売には年齢制限があり、20歳未満での購入や飲酒は法律で禁止されています。
あなたは20歳以上ですか?