
メドック格付け第一級。左岸の王者と讃えられるシャトー ラフィット ロートシルトのセカンドラベル。ファーストラベルの品格を感じるエレガンスと凝縮感を堪能できるおすすめのワインです。
1855年のメドック格付けが決定して以来、第一級の首位の座を一度たりとも譲り渡したことのない、不屈の栄光を誇るシャトー・ラフィット・ロスチャイルド。ラフィットの畑で収穫されるブドウのうち、ファーストに使用されるのは僅か約3割、その残りをさらに厳選し約4割がこちらのセカンドに使用します。ラフィットを思わせる優美でクラシックなスタイルを見事に表現。ファーストと比べると、比較的比率の高いメルロによるまろやかさと若い樹齢のブドウに由来する、少しカジュアルなテイストが独自の個性をとして表現されています。
※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者:シャトー ラフィット ロートシルト
■生産地:フランス> ボルドー > ポイヤック
■生産年:2021年
■タイプ:赤ワイン フルボディ
■品種:カベルネ ソーヴィニヨン55%、メルロー36%、カベルネ フラン5%、プティ ヴェルド4%
■アルコール:12.5%
■内容量:750ml
■格付け:メドック格付け第1級セカンドワイン
■熟成:新樽100%で18-20ヶ月
■評価:ジェームス・サックリング94-95ポイント
■飲み頃予想:~2041年
■輸入者名:株式会社モトックス
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18世紀、シャトー ムートン ロートシルトの畑は、ラフィットやラトゥールと同じく、ニコラ アレクサンドル ド セギュール侯爵の所有にありましたが、1853年から世界的にも有名なユダヤ系の大富豪、ロスチャイルド家のイギリスの分家に属する、ナタニエル ド ロスチルド男爵の所有となります。その2年後、メドック格付けが制定されるわけですが、ムートンはこの格付けで2級とされます。1級がとなれなかったのは、オーナーがフランス人で無かったから、という説もあり、ムートンは1級昇格をめざし地道にロビー活動を行ったと言われています。1922年には、ナタニエル男爵の曾孫のフィリップ ド ロスシルド氏がシャトーを引き継ぎ、様々な功績を残しました。1924年には、完全にシャトーで瓶詰めを行うシステムに変更。この頃、まだまだ多くのシャトーが樽で出荷を行っていました。ワインの保管場所の為に、『グラン シェ』(=樽を寝かせるセラー)を建設。また、1933年に小さなネゴシアンを買収し、ムートン カデを中心としたワインの生産販売をするビジネスを展開していきます。そして、1933年にはムートン バロンヌ フィリップ(後にダルマイヤックと改名)を、1970年にはクレール ミロンを購入しました。また、彼は1945年から毎年違う現代美術家の制作したオリジナル作品のラベルを採用する事にしました。そしてついに、長年の努力が実り、1973年シャトー ムートン ロートシルトはメドック格付け1級に昇格したのです。
1988年にフィリップ ド ロスチルド氏が亡くなります。娘であったフィリピーヌ ド ロスチルド男爵夫人は、当時舞台女優として活躍していましたが、父の後を継ぐ事となりました。1991年に辛口白ワイン、『エール ダルジャン』の生産を始め、1993年にはセカンドワインである、『ル プティ ムートン ド ムートン ロートシルト』の生産を始めました。様々なコラボレーションのワインも積極的に手がけ、1979年から始まっていたカリフォルニアの『オーパス ワン』の地位を確立させ、1997年にはチリでコンチャ イ トロ社と『アルマビバ』、2003年には南フランスで『ドメーヌ ド バロナーク』の生産を始めました。夫人が2014年に80歳で亡くなった後は、彼女の3人の子供達がシャトーの経営を担っています。
ちなみに、シャトー名のムートンというのは『羊』という意味ですが、後半のロートシルトという部分は、『ロッチルド』『ロスシルド』とも発音されたりします(国によって主な呼ばれ方が違ったりするようです)。シャトーのHPでは、ワインの名前に『ロスチャイルド』という表記を使っていますが、日本では『ロートシルト』と呼ばれることが多いようです。
ファーストラベルである、『シャトー ムートン ロートシルト』は、毎年ラベルの絵がかわるのが特徴的です。メドック格付けの中では、他にこのようなシャトーはありません。毎年冬頃になると、3年前のヴィンテージがリリースとなる(醸造 熟成に3年ほどかける)のですが、その際にラベルの絵も発表されます。毎ヴィンテージちょっとしたニュースになります。過去にはキース へリング(1988)や、シャガール(1970)、ピカソ(1973)等の絵も採用されています。自分の生まれ年の絵を見てみると面白いです。ちなみに、ラベルの絵、もしくはデザインに選ばれたアーティストへの謝礼は、ムートンのワインで支払われる、と言われています。
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