
Majestiqueシリーズ。高畠ワイナリーが世界基準のワインとして目指すワインの中で荘厳で威厳のあるボルドーとブルゴーニュのスタイルで造り上げたハイエンドクラスのワイン。
2021年は秋の降水量が極端に少なく、十分日照時間も得られたことで晩熟のメルローにとっては最良のヴィンテージとなりました。熟したプラムやブラックベリーなどの果実香の中にチョコレートやスパイシーな香り、さらに樽由来のバニラの甘い香りを感じとることができます。
滑らかな口当たり、豊かでボリューム感のあるしっかりとしたタンニン。肉付きの良い飲み応えのあるスタイルに仕上がりました。
■参考評価:2025 デキャンタワールドワインアワード ブロンズ Score86、2025 インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション シルバー 92pts
※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者:高畠ワイナリー
■生産地:日本 > 山形県 > 高畠町
■生産年:2021年
■タイプ:赤ワイン フルボディ
■品種:メルロー100%
■アルコール:14.0%
■内容量:750ml
■発酵:ステンレスタンク発酵。ポンピングオーバー、醸し期間36~38日。
■熟成:バリック樽24ケ月(新樽率40%)
■生産本数:5930本
■合う料理:ビーフシチュー、ボロネーゼ、鰻蒲焼、焼き鳥のタレなど。
■参考評価:2025 デキャンタワールドワインアワード ブロンズ Score86、2025 インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション シルバー 92pts
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前身は昭和7年長野県塩尻市太田区で創業した「太田葡萄酒」。戦後間もない昭和23年「株式会社太田葡萄酒」として、コンコードやナイアガラ品種を原料とし、地元で販売する葡萄酒の本格的な製造を行っていました。年間生産量は100~200キロリットル程であった言います。後に、政府の所得倍増政策という商業優先政策により専業農家は減少をはじめ、昭和45年頃には米の減反政策も本格化、そんな時代背景の中、周辺には多くのワイナリーが進出し、醸造用品種に世の中の注目が集まりだしたこともあり、その歴史に幕を下ろしました。
その後、新たな本格的なワイン醸造をという夢を実現させる新天地を求め、1990年にまほろばの里と呼ばれる自然環境に恵まれた、ワインの基礎となるぶどう栽培の歴史・農家の方々の経験豊かな地、ここ「高畠」で創業。良いぶどうを育てるのは土、気候、そして人…。良いぶどうがいいワインをつくる。本当に良いワインを造りたい。「高畠」という地名を冠したローカル ワイナリーとして、世界に胸を張れるような上質なワインを100年かけても造るという強い信念のもと、「高畠」を世界のワイン産地の一つとするために、地域と地元契約農家の方々と共に、持続的成長を目指し、取り組んでいます。
高畠町は、ワイナリーの所在地である「糠野目地区」、「二井宿地区」、「高畠地区」、「屋代地区」、「亀岡地区」、「和田地区」の6つの地区に分かれています。その中でもぶどうの栽培を行っているのが、「高畠」「屋代」「亀岡」「和田」の4地区。盆地の中に3つの谷間があるという複雑な地形よって、それぞれの気候や土壌に違いがあります。高畠ワイナリーでは、昔からぶどうづくりに携わっている“ぶどう農家”の経験を活かし、1991年に高畠ワインぶどう部会を発足し、当初27名の契約農家と共にワイン醸造用欧州系品種の栽培に取り掛かりました。現在 では63軒、19.2ヘクタール(和田地区19軒、亀岡地区12軒、高畠地区13軒、屋代地区14軒、その他5軒※2024現在)の農家より、ぶどうの供給を受けワインを醸造しています。
現在では4ヘクタールと限られた自社圃場においては、高畠の充分な陽の光を浴びた力強いぶどうづくり、ひと味違ったワイン造りを目指し、露地・垣根栽培を行っています。自社圃場は、ワイナリー建屋の西側に位置。最上川と砂川の中州。陽を遮るものもなく、日照は申し分がなく、肥沃な土壌。そして風通しの良い立地。一部園地で暗渠設備を導入し排水を行うなど、この立地を最大限にいかし手間暇を惜しまず、ぶどうを栽培しています。自社所有の圃場であることで、品種の選定や栽培に対する試験的な取組も同時に行っています。
皮を破られた果実と果汁はマストと呼ばれ、白ワインを造る場合は、圧搾機に移され果汁のみに酵母を添加して低温発酵させます。赤ワインは、果皮と種ごと発酵させます。白ワインは10℃~15℃、赤ワインは28℃程度で1週間~2週間発酵させ、発酵によってぶどう糖はアルコールと炭酸ガスになり、どの程度の糖を発酵させるかによって、そのワインの甘口、辛口が決まります。発酵中のワインはとてもデリケート。発酵タンクの中から沸々と語りかけてきます。付かず離れず適度な距離を保って対話をし、発酵という人知を超えた複雑な化学変化に、醸造家の想いが溶け込んで上質なワインへと変貌。高畠の風土と人々の想いを詰め込んだワインとして。
秀でたぶどう原料には徹底的に手間をかけ、高品質なワインを造るという考えのもと、取り組みをスタート。2016年に密閉型の小仕込みタンクを導入。特にカベルネ ソーヴィニョンなどの長期熟成タイプの赤ワインを造る際に、緻密な温度管理も可能となり、長期の醸し期間を得ることが可能になりました。
2020年には「選果機能付き除梗機」と「もろみポンプ」を導入。選果機能付き除梗機は、腐敗果や未熟果はもちろん、ぶどうの茎や花滓などを取り除くことが可能となり、選果され破砕されたぶどうの粒だけをタンクに送り込むことが出来るようになりました。より果実の味わいだけを綺麗に抽出することが可能となり、雑味成分を大幅に抑えることにつながり、よりクリーンでダイレクトに果実の味わい・香りを抽出することができるようになりました。
高畠ワイナリーでは、複数社の樽、容量225ℓ・228ℓ を選別し、使用しています。また、樽の風味が変わる要素でもあるロースト(内部の焼き付け)は、M+(ミディアムプラス)の樽を使用。例えば、フランス・ボルドーの樽メーカー、ナダリエ(Nadalie)社のフレンチ・オーク樽からは、バニラのような甘いトースト香が。ブルゴーニュ・サンロマンに本拠地をおく、フランソワフレール(Francois Freres)社の樽からは、キャラメルのような香ばしい香りが。フランス・ボルドーに拠点をおく、デントス(DEMPTOS)社の樽からは、コーヒーやビターチョコレートのようなスパイシーな香りや味わいが付加されます。高畠の代名詞である白ワイン品種「シャルドネ」においても、樽発酵・樽熟成で使用。例えば、上和田地区の糖度・熟度ともにトップクラスに位置づけしているシャルドネにおいては、「甘く華やかな香り」をマスキングしないように樽を選定するなど、収穫地の葡萄のポテンシャルを最大気に引き出すため、樽の選定を行っています。そうした特性のある樽で育成されたワインをセレクトし、また赤ワインにおいては、納得のいく味わいになるまでブレンドテストを行い、複雑性のある味わい、深みを持たせたワインを造り上げています。
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