
古典派バローロ最高の造り手「ジュゼッペ・マスカレッロ」。希少品のバルベーラが限定入荷。凝縮感のある果実味を備えた、バランスの取れた味わいが魅力。
ジュゼッペ・マスカレッロらしい透明感とリッチなボリューム感を兼備した、調和の取れた味わいです。グラスに注ぐと熟したプルーンやダークチェリーなどの黒系果実のアロマが立ち上ります。チョコレートや森の下草、鉛筆の芯、ミネラル香が重なる厚みのある香り。口に含むと実に滑らかで、ボリューム感のあるリッチな味わい。フレッシュな酸味も感じられ、エレガンスな印象。次第にスパイスやスモークベーコンを思わせる複雑な風味が広がります。味わい深く、風味豊かなバルベラの特徴を見事に表現した出来栄えです。
※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者:ジュゼッペ マスカレッロ
■生産地:イタリア > ピエモンテ州 > モンフォルテ・ダルバ村
■生産年:2020年
■タイプ:赤ワイン フルボディ
■品種:バルベーラ100%
■アルコール: 15.5 %
■内容量:750ml
■葡萄畑:スクデットはモンフォルテ・ダルバ村の銘醸畑、サント・ステファノ・ディ・ペルノにある教会の下に位置する畑。
■収穫:9月末 手摘み
■醸造:伝統的セメントタンクで野生酵母のみで発酵。12-14日間行う。
■熟成:1度移し替えをしてからスラヴォニアンオークの大樽で10~12ヶ月間熟成。
■合う料理:赤身と白身の肉、フレッシュチーズとスパイシーなチーズ、塩漬け肉。
■輸入者名:テラヴェール株式会社
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伝統的なバローロと言えば必ず名前の挙がる造り手、ジュゼッペ マスカレッロは、他のどの造り手のワインとも違います。1881年に、初代ジュゼッペ マスカレッロ氏が、モンフォルテ ダルバで葡萄栽培農家を始めたことが始まりです。1904年に初代の息子、ムリッツィオ氏がモンプリヴァートを購入。この畑のポテンシャルを知っていましたが、彼の重要な葡萄はバルベーラでした。1919年には、モンキエロの製氷所だった建物を購入、カンティーナに改装しました。バローロの造り手はバローロのエリア内で醸造をしなくてはいけないという法律でしたが、ジュゼッペ マスカレッロは例外として、モンキエロでの醸造を許されています。この建物は氷を貯蔵する倉庫であったため、温度が低く保つことができ、彼等のワインに影響を与えています。1921年、モンプリヴァートにネッビオーロ「ミケ」が 植樹され、この畑はバローロを代表する畑として神格化されていきました。1967年に、現当主マウロ マスカレッロ氏が引き継ぎ、現在、妻のマリア テレザ氏、息子のジュゼッペ氏と共にワイン造りを行っています。
マウロ マスカレッロ氏は、伝統的ジュゼッペ マスカレッロの歴史を次々に改革していきます。1970年から畑毎の個性を重視し、アッサンブラージュを止め、単一畑の醸造を始めます。1980年代はマセラシオンを30日まで短くし、ポンピング オーバーを強めに行っていました。若いワインは良かったものの、熟成による深みに満足できなかったためです。1990年代に入ると、先代と同じ60日の長期マセラシオンに変更。ポンピング オーバーを止め、ピシャージュに戻しました。彼等のワインの最大の特徴である淡い色調は低い温度のカンティーナで、あまり果実を動かさずに発酵することで実現しています。果皮の動きを必要最低限にすることで、バクテリアの繁殖を防ぎながら、低めの温度でゆっくり発酵します。これで過度な果皮からの抽出が起こりません。発酵後半、温度上昇と共に色素は抽出され一瞬色調は濃くなりますが、すぐに色素は落ちていきます。彼等にとって重要なのは色調ではなく、質の高いタンニンのみを残すことです。
彼等の周遊畑は歴史的に見ても重要な畑ばかりですが、やはり最も重要な畑は1904年に取得したモンプリヴァート。標高280mの南西向き斜面に広がるモノポールで、凝灰質、泥灰質土壌に強い石灰質が含まれています。極端に痩せた土壌は表土が白く、1つ北のカヴァロットが周遊する「ブリッコ・ボスキス」はグレーがかった表土なので全く違います。1666年に、既にモンプリヴァートは偉大な畑として認定されており、バローロの歴史上最も古い畑の1つであり、バローロの典型ともいえます。
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