
グラッパの聖地ヴェネト州バッサーノ デル グラッパ近郊のスキアヴォンにある1898年創業の家族経営のグラッパメーカー。創業者のジョバッタ ポーリは手押し車に小さな蒸溜器を乗せ家々を回ってブドウの搾りかすを蒸溜して生計をたてていました。その後、息子のジョヴァンニが蒸溜所を設立しますが、彼は蒸気機関車のエンジンにヒントを得て独自の蒸溜装置を開発することに成功し、グラッパを商品として販売することを始めました。現在は4代目のヤコポにその情熱は引き継がれ、精力的な営業の結果、同社のファンはイタリアはもとより世界中に広がっています。いまではヴェネト州を代表するグラッパメーカーだと言えるでしょう。
マルコーニ ジンは、1898年以来職人技の蒸溜器で蒸溜を続けているポーリ家の蒸溜の伝統と革新的な能力から生まれました。ヤコポ ポーリ氏 が独自の真空ベインマリー蒸溜器であるクリソペアを使用して少量ずつ手作りするイタリアのジンです。
クリソペアとは、強烈な香り、クリーンな味わい、そして香りの長い持続性を可能にするユニークな蒸溜方法です。
世界的に高い人気を集めており、日本でも話題の「クラフトジン」。通常のジンよりも個性が強いので、銘柄によって異なる風味を楽しめるのが魅力です。独自のボタニカルを採用するなど、素材にこだわったモノが多いため、上質で味わい深いジンを楽しみたい方にも適しています。
中でも近年、ジンの業界で存在感を増してきているジャンル、それが「フレーバー(ド) ジン=Flavoured Gin」です。
フレーバージンについて解説する前に、そもそもジンとはどの様なお酒なのか?
大麦、ライ麦、またはブドウやリンゴなどといった、穀物や植物など農作物由来の素材をアルコール発酵させて醸造酒を作り、それらを蒸溜することによって「ベーススピリッツ」を精製。
そのベーススピリッツに、ジンにとって必須の素材である「ジュニパーベリー」や他のボタニカル(スパイス、ハーブ、フルーツなど)を加えて風味付けがされたものが「ジン」と呼ばれるお酒です。
一般的なジンとフレーバージンの分かりやすい境界線は「特定のボタニカルが強調されたジンであること」。また「ジンの蒸溜後に素材を漬け込んで風味付けされている」という特徴。フレーバージンは、出来上がったジンにフルーツなどの素材を漬け込んで風味をジンに移す方法を採ります。多くのジンメーカーは、フレッシュな素材やその素材を絞った新鮮なエッセンス、または、乾燥させたハーブなどを漬け込んで、数日間〜数ヶ月間の間に渡って素材の風味をジンに移しています。
ポーリ マルコーニ ジンは、ハーブやミントの爽やかな香りが特徴の「マルコーニ 42」。柑橘の香りが心地良い「マルコーニ 44」。スタンダードなジュニパーベリーが香る「マルコーニ 46」。
どのジンも香りの質がとても高く、定番になってきているジンソーダがおススメです。
![]() |
|
ポーリ社公式のおすすめカクテル「ブラッディ マルコーニ」 |
![]() |
---|---|
「ブラッディ メアリー」という名前の由来には多少の議論があります。有名なメアリーが女優だったのか、ウェイトレスだったのか、あるいは女王だったのかはわかりません。しかし、私たちはカクテルの特徴をよく知っています。 |
![]() |
ローズマリー、バジル、タイム、ミントのボタニカルから太陽や海の香りを彷彿とさせる。またコリアンダー、カルダモン、フェンネルの香りが海の優しい波のように広がる。42はアルコール度数に由来。
6,600円(税込)
輸入元希望小売価格 : 8,030円(税込)
|
||
![]() |
ピンクグレープフルーツとスイートオレンジのいきいきとした柑橘系の香り。レモンがフレッシュさを、ジュニパーとビターオレンジが深みや力強さを、味わいに与えている。余韻に感じるカルダモンとコリアンダーのタッチがさらに味覚をくすぐる。44はアルコール度数に由来。
6,600円(税込)
輸入元希望小売価格 : 8,030円(税込)
|
||
![]() |
濃厚なジュニパーベリーの香りが広がり、モンタナ松やハイマツ、ミントからくるフレッシュな芳しさが後から続く。モスカート由来の柔らかな口当たりと味わい。カルダモンやコリアンダーを伴うエレガントな余韻。華やかでコクのある贅沢な味わい。マルコーニ46とはポーリ蒸溜所の所在地。
6,600円(税込)
輸入元希望小売価格 : 8,030円(税込)
|
||